長期優良住宅の罠

住宅の省エネ化、長寿命化が叫ばれる昨今、長期優良住宅はかなり浸透してきた様に思えます。

住宅購入をお考えの方は、よく耳にする言葉でしょう。

基本的な優遇や建物の仕様は他のサイトやHPにいくらでもありますので、ここでは控えさせて頂くとして、

実は大きなデメリットを抱えていることもご存知でしょうか?

(※ここで言うデメリットはあくまでも私の個人的な見解であることを宣言します。)

長期優良住宅の認定を受ける時、維持計画保全案の作成をします。

実はこの計画保全の点検、補修は所轄行政庁の管理下にあり、その実行は強制です。

長期優良住宅に定められる項目は、

○ 5年毎にシロアリ駆除剤塗布

○ 7年毎に雨樋全取り替え

○ 15年毎に外壁全面補修

○ 20年毎に床組、屋根、軒裏、屋外開口部、給排水管を全て取り替え

です

シロアリ駆除剤は元々保証期間が5年なので、問題ありませんが、

雨樋をたったの7年で全部交換!?

外壁をたったの15年で全面補修!?

床組、屋根、軒裏、屋外開口部、給排水管を全て取り替え!!??

いやいや、そんな寿命短いわけないじゃん!!

どんな工事したらそんな短い期間でだめになるんだよ!!

これ、この補修サイクルで実行しなかった場合、30万円の罰金だそうです

お金持ってる人はいいでしょう。

このご時世、そんな人たくさんはいないし、家の点検、修理はお財布と相談しながら、

我慢出来るだけ我慢して、こりゃそろそろやり変えよう!ってタイミングの方がほとんどでしょう。

まるで自分の家じゃないみたい…..

更にこの縛りは、家を売る時も(長期優良住宅を買う時も)、誰かに譲渡する時も引き継がれます。

引き継いだ方は家を取り壊すまで、このサイクルで維持、点検する義務を負います。

長期優良住宅をご希望、又は購入された方が、ここまでを理解、納得した上での契約であれば、

何も問題はありません。

工務店、建築家、不動産会社はここまで説明しているのだろうか……。