既におなじみ、太陽光発電。
環境に優しい、余った電気を売って収入になる、災害時にも安心!など色んな謳い文句がありますが、検証してみたいと思います!
〈本当に環境にやさしいのか〉
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上のグラフの通り、太陽光のCO2排出量はかなり低く、一般家庭でも賄える程度の設備投資金額で済みます。
また、太陽光発電システムの生産時に発生するCO2は約2~3年程度の発電で回収できると言われています。
問題は廃棄時ですが、まだデータ化が進んでおらず、不明です。
以上のことを踏まえても、CO2削減には大きな効果があるでしょう!
結論:太陽光発電はCO2排出削減に効果的で、環境に優しい!
<災害時にも安心>
太陽光発電はパネルで発電しますが、これは家庭ではそのまま使えない物(直流)ですので、「パワーコンディショナー」という機器で使える電流(交流)に変換してあげます。
この残念なことに、パワーコンディショナー(パワコン)は、電力会社から送られてくる電気でしか動きません(;_;)
つまり、停電してしまったらいくら屋根の上で発電していようが、使えない電流(゚д゚lll)
パワコンに付いている補助コンセントで、ドライヤーや扇風機程度なら動くものの、エアコン等は無理なんです。
災害時の備えとしては、ガソリン駆動の自家用発電機を買っておいた方が良いです。
<電気を売って収入がある>
これは確かにそうです。が!!!!!!!!!!!!!
設備購入費+設置費+メンテナンス費+廃棄時のコスト<売電収入+削減できた光熱費
とならなければ、金銭的な導入メリットはありません。
これは生活スタイル、屋根の形状、向き、周辺環境、日照条件等、各家庭によりけりですので一概には言えませんが、
一般的に条件が極めて良く、早く回収できる家庭で約10年目~プラス、条件が悪い家庭では15年~20年弱かかると言われています。
等ブログの太陽光発電カテゴリに試算表を作っていますので、試算してみてください!
<ババケンの考え方>
10年後の国策や、財政状況がどうなっているか、誰もわかりません。
売電価格の減少、産廃処分価格の変化、技術革新による新たな発電や蓄電方式等。
10年後、今現在の太陽光発電なんか鼻で笑われてしまう様な、革新的な発電形式がスタンダードになるかもしれません。
破損や故障のメーカー保証は10年。10年目以降、台風や竜巻の強風で飛んできた瓦や、物で破損したら自腹で修理、交換です。
たくさんの不確定要素がある中で、10年~20年もの期間を要し、プラスになるかどうかわからない投資をすべきでしょうか?
光熱費を抑えたいのであれば、高効率のエアコンや冷蔵庫に買い換えたり、こまめに電気を消したり、断熱改修工事をしたりした方が得策だと思います。
よって、ババケンセツは太陽発電は勧めておりません。
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